機能訓練指導員の柔道整復師

整骨院辞めて時間に余裕ができたから始めたブログ。医療・介護・働きかたについて書いていきます。

機能訓練指導員のキャリアプラン

 

  • 機能訓練指導員にキャリアアップってあるのか?

身も蓋もない話ですが機能訓練指導員には順当な昇進がありません。昇給のチャンスなんてないのかもしれない・・・と思うと不安です。

整骨院ならヒラのスタッフ→分院長、サラリーマンなら係長→課長みたいな出世ってないんですよね。

 

機能訓練指導員の上司にあたる人は施設長や管理者と呼ばれる人たちです。彼らは施設全体を取り仕切るのが役割で機能訓練指導員とは仕事内容が異なります。

あまりないと思いますが機能訓練指導員から施設長になったら求められる仕事がガラッと変わるのでとても苦労するはずです。急に全体を見渡さなければいけない管理職になりますからね。

 

ずっと同じ会社で働くとして、機能訓練指導員の昇進は施設長を経て経営陣になる。といった感じでしょうか?

正直、自分の周囲にはキャリアアップした人を見たことがないので想像でしかありませんが。

 

機能訓練指導員は資格が必要な職業であり、これから高齢化も進むのでまず食いっぱぐれないでしょう。

ですが、昇給に関しては期待できないと思います。

 

  • 別の会社に転職

出世がダメならどうしよう。

自分にすごいスター性があって他のデイサービスから引き抜き→転職、給料アップ!

・・・なんてのは妄想としても転職は?

 

おそらく転職しても同じ機能訓練指導員である限り給料は大きく変わらないでしょう。

自分がどんなにいいリハビリをしても、施設としては売り上げ上がるわけではないですからね。介護報酬に「すっごいリハビリ加算」とか新設されない限り(笑)

 

もちろんいいリハビリで結果を出せれば施設の評判はあがるはずです。そこから利用者が増えたりするかもしれません。

ですがその貢献に給料をしっかり反映してくれる施設はないでしょうね。

 

  • じゃあ独立か?

では次に考えつく選択肢は自分がデイサービスを新たに起業することでしょうか。

自分のやりたいリハビリを提供できるデイサービスは魅力的かもしれません。

ですがこれも施設長になる以上に大変かもしれません。

当然経営の仕事を行う必要がありますし、そもそも立ち上げるために多額の資本金が必要です。

全て自己資金で、というのはまずありえません。ですが銀行も融資に消極的でしょう。

日本政策金融公庫の創業支援が一番現実的ではあると思います。それでも自己資金はかなり必要になるはずです。

 

  • まとまらないのでここまで 

終始暗い話題で申し訳ないです。

自分のキャリアについてもんもんとしているので、考えの整理を兼ねて記事にしました。

今日はここまでにしたいと思います。